おちゃ

お茶。其れは疲れた心を和ませてくれる一服の緑葉。少しぬるめのお湯でゆっくりと急須の中で葉を開かせ、甘い風味と共に目にも鮮やかな緑色を醸し出す。
暖めておいた茶器に平均にいれ色と香りと風味を味わう。　あ～ぁ　　おいしい。とゆったり飲むのがお茶でしょと私は思うのですが。
我が家の無敵お祖母様は、全身、お菓子と漬け物で構成されお茶という名の髄液やら粘膜やら体液、血液が流れ満ちているようです。
　わたし、先日代休で家にいたのですが、朝ご飯も済ました。掃除洗濯完了。
9：45。天気もよいので布団干し！！良い天気で気持ちよい(^o^)
10：00。借りてきたDVDでも見ながらゆっくりとアイロンがけをしようとDVDを選びアイロン台をDVDの見えるところにセッティング。やおらアイロンがけを始めたわけですよ。
｢お茶飲まんかね？｣　
｢今からアイロンかけるからいらない｣で暫く作業。
｢もうそろそろどうだね？うまい菓子もあるし｣　
　｢・・・いや、まだ残っているからいらない｣　作業
とっとっとっとっとやってきたなと思ったら
｢はいこれ、工場で大袋売ってたから｣とせんべいを一枚置き
｢終わったらね｣と一言のこし自室へ。　　
　｢・・ぅこの戦法・・新しい｣　もう、飲みましょう飲みましょうオーラ全快。いつもなら一回お断りするとお友達呼んでお茶会するか散歩に出た先で飲んでくるかなのに今回はいつになくしぶとい。
はい、もう覚悟決めました。飲みますちょうどアイロンも終わりました。こんな時間からお茶会始めたらお昼食べられない。その覚悟で飲もう。
11：00　｢飲むか(^_^;)｣　　告げると　
早い早いお茶のみグッズがささささぁ～と勢揃い。こりゃぁおばあちゃんも本腰だわと思い、お湯を沸かしにかけ、待つ間にお茶会開始。
からになるとわんこ茶かと思うスピードで・・違うな。。歯医者さんの自動で入る水のように自然とわいて出てくる如く茶器の中にお茶がつがれていきます。
見事。
近所の話から、お煎餅確保の話まで思う存分お話ししていました。
その間お湯が沸き茶葉を三回換え、次は番茶にするか？のところでご辞退申し上げたら。
｢じゃぁあ、果物でも食べるか｣　　
げっ　私果物大好きだけどもう入りましぇん。
頭の先から茶葉生えそう。
お茶会解散13：00　
動くとちゃぽちゃぽ言いそう。足跡しめっているんじゃなかろうかと思うほどカテキンで満たされました。
がしかし、おばあちゃんはこれだけじゃない！！
孫たちが帰ると始めましたお茶会。娘たちは心得たもので3杯飲んで進めて貰ったお菓子食べたら
｢ありがと。勉強してくるね｣とあがっていきます。あ～あ～こうすれば良いんだ　　と納得。
しかし、其れは午前中にたらふく相手をしていて貰っていたからだと言うことを、後から聞かされ
おばあちゃんとのお茶会は色んな意味で奥が深い。と思いました